クラウドファンディング、もう一つの可能性

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クラウドファンディングサービスあれこれ

ITで可能になった小粒な広いつながり。ここに身体的でリアルなプロセスの共有が加わったらどうなるだろう?

お金は動いてナンボだと思っていて、その点クラウドファンディングは新しいお金の動きを生み出していてイイなと思う。少額からの資金提供(give)と何らかの報酬(take)で、プロジェクトに参加できる。

I will give you, You will take itな寄付と、リターンを求める投資のあいだにあって、ITや時代の流れに乗ったロングテールなお金の流れ。

ここにもう一段、豊かな「体験」の時間が加わったらどうだろう?

プロジェクトに共感した人が集まって、寄付や投資をするための資金を稼ぐ仕事をする場があったらどうだろう?

企業にはCSRとして仕事を提供してもらい、寄付者や投資者はその仕事をした対価をプロジェクトに寄付したり投資したりする。

共働体験のプロセス。

プロジェクトに共感してお金を出すことはどちらかというと手軽だけれど、そこで失われてしまうものもあるように思う。

共感を共有する者どうしが共に手足を動かし汗を流したら(流さなくてもいいけど)、金額以上のリアルで豊かな体験が生まれそう。

寄付や投資をする側と受ける側の関係性がグッと近く濃いものになり、より感情のレベルでつながりそう。

企業にとっては、新しい人材発掘の機会にもなると思う。